師走とはもともと旧暦の12月を指す言葉で、具体的には12月下旬から2月上旬ごろを指す言葉になります。そして気になるその師走の意味についてですが、実はこの師走という言葉にはいくつかの説がありまだはっきりしないことが多く正確にはわかっていません。

よく使われる意味としましては、「師が走る」説

でしょうか。

他にも様々な意味や当て字として紹介されておりますが、共通しているのは「忙しい(せわしい)」ことでしょうか。例えば大掃除をしたり、大晦日そして年明けの正月ともなれば親戚一同が集まる家庭も中にはあるでしょう。そういった意味では、昔も今もなんとなくせわしい時期であるのは間違いなさそうです。

さて、皆さんは今年一年、どんな年だったでしょうか。いい年という方もいれば悪かった年だと感じた方もいらっしゃると思います。私自身にとっては「躍動の年」です。なぜなら、きっかけはどうであれ「就労移行支援事業所」に通所し、就業に向けてゆっくりではあるけれど確実に歩を進めることが出来ているからです。就業移行支援事業所に関しましては玉石混交だと思われます。私自身は縁あってよい仲間に恵まれました。「袖振り合うも多生の縁」という言葉があります。人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づくということだそうです。紆余曲折あって今に至るわけですが、今現在仲間に恵まれているのはきっと先祖が善行を積んだからかな?と思う次第です。

実際に就業するに至っては困難が待ち受けているとは思います。ただ、今までと違うのは「一人で立ち向かうわけではない」ところでしょうか。心強い仲間が私の傍らにいる。こんな頼もしいことはないです。私は今年にできた縁は生涯大切にしていきたいと思っております。